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動物の高齢化について

動物の高齢化について

ペットの寿命もかなり長くなってきており、ペットの老後についても心配しなくてはいけない時代になってきました。
特に2012年から現在にかけて平均寿命の伸びは著しく、犬は1歳、猫は1.3歳とそれぞれ平均寿命を延ばしています。15歳前後の犬猫にとっての1年間は、体格等にもよりますが、人間の約4,5倍にも及ぶため、ここ数年間のペットの平均寿命の伸びは、人間に換算すれば4年以上も伸びたことになります。

ペットの高齢化の背景

飼育の質の向上(環境改善)

人間の生活水準の向上とともに高齢化が進んだように、ペットもまた栄養価の高いペットフードを与え、室内で飼うなどストレスをかけない飼い方ができるようになったことが長寿化に関与していると思われます。

動物医療の発達

動物病院が高度な医療技術を提供できるようになり、またワクチン接種や感染症対策が進んできたことが挙げられます。

ペットの高齢化で表れる症状

ペットも老齢化すると、人間と同じように多くの病気が出てきます。腫瘍性疾患、ホルモンの過不足からくる病気、心臓病、腎疾患などです。運動性も鈍り、よく遊んでいたのに遊ばなくなったり、散歩に行くのを嫌がったりし、寝ている時間が増えます。また痴呆症(認知障害症候群)が出てくることがあります。

  • 「活動性が低下する」
  • 「感情表現が浅くなる」帰宅しても前ほど喜ばない等、飼い主との相互関係が減少する
  • 「トイレの失敗など、しつけの喪失」
  • 「現状認識(置かれている時間、状況等)を正しく認識できない」
  • 「やたら寝ている時間が増える」さらに痴呆症が進行した状態になると、異常行動が出てきて飼育に悩まされる事態となります
  • 「昼夜逆転し、夜中に吠えたてる」
  • 「意味なく同じ方向にぐるぐる回り続ける」

現在ペットを飼育している世代で一番多いのが、50代、60代です。
この年代はちょうど親の介護が重なる時期で、最悪ペットの介護、親の介護、そして自分の高齢化と3つが重なります。ペットの飼育には、ある程度の手間と苦労が必要であり、高齢ペットの飼育はさらに大変です。これらの対処手段として「老犬ホーム」、「ペット可能な高齢者住宅、老人ホーム」「ペット信託」サービスなども、すでに出てきています。
またペットの高齢化が飼育者に与えるもう一つの影響が「ペットロス」です。ペットの寿命が延びるのは、飼い主にとって一緒にいられる時間が長くなり、しあわせなことですが、その一方でペットが亡くなってしまうと悲しみが強く表れて、いわゆる「ペットロス症候群」となり、飼い主の心理的、身体的に影響を与えてしまいます。
愛犬、愛猫が高齢になっても末永く一緒に生きて行きたいですね。人間が年を取るにつれて健康を気にするように、ペットも老齢化に伴い、健康に気をつけてあげてください。